スピーキング

英語のスピーキングはどう練習する?本当に言いたい一文から、伝わる表現へ

読めるのに話せないなら、長いスピーチの暗記より身近な短文から。情報を足す練習、録音、フィードバックを使い、一人でも続けられる習慣を作りましょう。

写真: Vitaly Gariev / Unsplash

英語は読めるのに話せないなら、慣れた文型を一つ選んで自分のことを話し、時間、理由、細部を加えてみましょう。一度に一つの小さな場面を練習し、録音やフィードバックでつまずきを確かめます。

最初から長いスピーチを暗記する必要も、完全に正しく流暢になるまで話すのを待つ必要もありません。

知っている単語が、話すときに出てこないのはなぜ?

読書では単語が目の前にあり、文脈も手がかりになります。話すときは自分で語を選び、文を組み立て、発音や相手の反応にも気を配ります。求められる作業が違うのです。

そのため、自分で言えることより理解できることが多くても不思議ではありません。話せない理由を「インプット不足」だけで片づける必要もありません。表現を補うべきとき、取り出す練習が必要なとき、場面の緊張が強すぎるときがあります。

まず緊張の少ない環境で一度話し、具体的にどこで止まるかを見てから、次の練習を決めましょう。

まず、自分のことを本当に表す一文から

理解している表現を使います。たとえば、次の文です。

I like reading. 読書が好きです。

普段本を読まないなら、自分の趣味に変えましょう。本当の文なら、その後に何を足すか考えやすく、実際の会話でもまた使いやすくなります。

「学んだら使う」は、小さな行動から始められます。今日、使えそうな表現を聞いたら、今日それで何か一つ説明してみましょう。

より「上級の」表現に置き換える必要はありません。I like も I enjoy も自然で、後者が必ず優れているわけではありません。正確に使え、そのときの意味に合うものを選びます。

短い文から、少しずつ情報を足す

自分が伝えたい順に広げてみましょう。

I like reading.

I like reading before bed.

I like reading before bed because it helps me relax.

それぞれ、何が好きか、いつするか、なぜ好きかを示しています。すべての情報を一度に詰め込む必要はありません。

最後の文を分けてもかまいません。

I like reading before bed. It helps me relax.

短い文でも伝えられます。文を広げる目的は、より多くの意味を伝えることで、長さそのものではありません。

別の場面では、I work from home から時間、頻度、気持ちを足してみます。本当に言いたいのに言えない意味に出会ったら表現を調べ、自分の文に戻します。

一人で練習するときの進め方

昼食、遅刻の理由、週末の予定など、今日の本当の出来事を一つ選びます。

まず簡単な英語三文で話し、言えないところは止まってかまいません。短く録音し、聞き直すときは、最も伝える妨げになった問題を一つだけ探します。単語が出ないのか、時制が混ざるのか、途中で言いたいことを忘れるのかを見ます。

その問題を解決してから、もう一度話します。ずっと全文を読むのではなく、できればいくつかのキーワードから話し直しましょう。

翌日は情報を少し変え、同じ場面を話します。昨日は昼食の紹介、今日はなぜその店を選んだか、といった具合です。繰り返しながら、意味を組み立て直す練習になります。

書くほうが考えやすければ、先に数文書いて、徐々に原稿から離れてもよいでしょう。文章は内容整理に役立ちますが、話すときの問題を見るには、実際に声に出す必要があります。

リピーティングとシャドーイングはどう使う?

リピーティングは、一文聞いて止め、そのあとまねします。シャドーイングは通常、話し手のすぐ後を追うため、より速い処理が必要です。最初から同時についていこうとしなくてかまいません。

理解できる短い箇所を選び、間、強く言う語、文末のイントネーションに注目します。人気の発信者の教材かどうかより、音が明瞭で難易度が合うことが大切です。

ずっと追いつけないなら短く区切るか、止めてまねする方法に戻します。聞き取れてはっきり言えるようになったら、続けてまねする練習を試します。

その後、一つの表現を借りて自分のことも言ってみましょう。他人の音を再現することと、自分の意味を表すことは別の練習です。両方に少し時間を使えます。

発音を全部直してから話すべき?

会話をしながら、必要な発音を練習できます。すべての訛りをなくすことを発話の条件にせず、理解してもらいやすさを優先しましょう。

不確かな音は、信頼できる音声を聞き、発音の仕方を見て、自分の録音と比べます。同じ語が何度も聞き間違えられたり、自分で違いがわからなかったりするなら、先生や適切な練習相手に助言を求められます。

口を大きく開けたり速く話したりするだけで自然になるとは限りません。明瞭さ、強勢、リズム、個々の音が理解に影響します。実際の問題に合わせて取り組みましょう。

間違いが怖ければ、練習の範囲を小さくする

まだ知らない人と話したくなければ、独り言、音声日記、親しい人との決まった場面から始められます。適切な会話ツールがあれば、簡単な言葉で一度に一つの話題だけ話すよう頼むこともできます。

助言を求めるときは、「この文で意図が伝わりますか」「どこが誤解されやすいですか」と具体的に尋ねます。「もっと上級の英語にして」より役立ちます。

自動添削は、自然で簡単な表現を不要な複雑な文へ変えることもあります。必要な訂正か、別の言い方という選択肢なのかを見分けましょう。個別の用法は、辞書の例文や先生にも確認できます。

実際の返答で、進歩を確かめる

録音に間がないかだけを見なくてかまいません。出だしが前より早いか、理由を一つ足せるか、単語を忘れても別の簡単な語で説明できるかも見てみましょう。

今日、本当に話したい話題を一つ選びます。一文言い、もう一文足します。つまずいたら、その問題を解決します。次に似た場面になったとき、また使ってみましょう。

表現の集め方に迷ったら、大人の独学でのインプットとアウトプットへ。単語選びで止まるなら、簡単な英語で物事を説明する練習が役立ちます。